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高酸素治療で超未熟児の幼児期までの生存率が向上

2013.01.08.Tue.23:19

20130107_w02.jpg超未熟児に対して酸素濃度を上げる治療を行うと、幼児期までの生存率が向上することが、米国立衛生研究所(NIH)による新しい研究で明らかにされ、研究結果が「New England Journal of Medicine」12月27日号で報告された。


2010年の研究で、妊娠24~27週で出生した乳児に高酸素治療を行うと短期的な生存率が向上することが明らかにされており、今回の研究はそれに続くもの。前回の研究では、未熟児の酸素飽和度を高く(91~95%)すると、低い(85~89%)場合に比べて経過が良好であることが示されている。今回の研究では、長期的な生存率および関連する視覚障害リスクについて検討するため、本来の出産予定日(一般に妊娠40週とされる)から18~22カ月後まで追跡を継続した。


米国立小児保健発達研究所(NICHD)のRosemary Higgins氏らは、酸素濃度の高さによる治療の有益性を評価するため、2005年~2009年に出生した未熟児1,300人の幼児期の生存率および発達状況に焦点を当てた。その結果、未熟児の60%は、(治療の種類にかかわらず)幼児期に身体面・精神面ともに障害の徴候はみられないことがわかった。また、全体の生存率および精神・運動の発達スコアをまとめた場合も、治療法にかかわらず、どの乳児も経過は比較的良好だった。


しかし、結果をさらに綿密に検討すると、高酸素治療が特に生存率の高さに関連していることが判明。さらに重要な所見として、成人の睡眠時無呼吸症の治療に用いられる「持続的気道陽圧法(CPAP)」を未熟児に用いた場合、人工呼吸器およびサーファクタント治療(肺をコーティングする物質を用いる治療)による標準治療と同程度の良好な経過が得られことがわかった。Higgins氏は、「この研究は、大規模な乳児集団を対象にサーファクタント治療とCPAPを比較した初めてのものであり、今回の結果は、生後すぐの超未熟児の治療としてCPAPが従来の方法と同様に優れていること示すものである」と述べている。


しかし、この知見からはその後の成長および学童期での発達程度を予測することはできず、「このような小児の健康状態の監視を、小児期を通して継続し、各群間で大きな差がみられるかどうかを判定する予定である」と、同氏は付け加えている。(HealthDay News 12月26日)



http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=671947
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