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第2回Tie2(タイツ―)フォーラムを開催

2012.12.14.Fri.00:32

「第2回Tie2(タイツ―)フォーラム」が2012年10月18日、都内で開催された。タイツ―はその受容体を活性化することで、血管、リンパ管の働きを確かなものにし、美容・健康面などで様々な効果が期待されている。

はじめに金沢医大病院女性総合医療センターの赤澤純代氏が「血流美人の作り方~より良い人生のために~」のテーマで講演。自身の経験も踏まえ、女性の悩みは、血流改善により改善されることを解説。環境因子が重要であるとし、食事や運動、漢方の活用など、その改善策を披露した。

続いて、大阪大学微生物病研究所の高倉信幸教授が登壇。「Tie2活性化による血管老化および血管病の予防」のテーマで、これまでの研究状況なども踏まえ、タイツ―研究の現状を報告した。

高倉教授は、アンジオポエチン-1/Tie2受容体による血管内皮細胞の安定化が血管寿命と血管の健康度を決定していると考えられるとした上で、その元となる幹細胞が存在し、その維持が老化抑制に貢献すると話し、今後の研究の主要なテーマのひとつとなりうることを明かした。

(株)資生堂・新成長領域研究開発センター・皮膚科学研究グループの加治屋健太朗氏は「Tie2活性化によるリンパ機能促進メカニズムとその薬剤開発」のタイトルで講演し、主にタイツ―とリンパ機能について解説。紫外線非照射の自然加齢した皮膚でも血管は、血管内皮細胞を囲む壁細胞の割合が顕著に漏れやすい状態になっており、さらにリンパ管の細胞接着因子の発現も老化皮膚で低下することから、タイツ―が老化に関与すると考えられるとした。

また、加治屋氏は200種類以上の生薬をスクリーニングし、ケイヒエキスに強いタイツ―活性があることを見出し、さらにその中の成分をHPLCにより分画、NMR分析により、タイツ―活性のある化合物としてシリンガレシノールを同定。ケイヒエキスとの比較でさらにタイツ―のリン酸化を促進する効果が認められたことから、同成分を多く含む植物エキスにはタイツ―を活性化し、様々な健康美容効果が期待できると話した。

丸善製薬研究開発本部の大戸信明氏は、「Tie2活性化に着目した抗シワ素材およびアイケア素材」のテーマで登壇し、研究の現状を解説。タイツ―を活性化する植物素材としてツルレンゲ種子、スターフルーツを見出し、それぞれ、研究によりアイケア効果、抗シワ作用などが期待できることを報告した。

タイツ―は、日本ではまだあまり知られていないが、バイオサイエンスの世界では血管のメカニズム研究に注目が集まっており、昨今のホットトピックのひとつとなっている。国内でも研究が進められ、むくみ改善、アイケア、しわ予防、メタボ予防、ED予防、育毛など、幅広いポテンシャルがあると考えられ、注目度も高まっている。



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