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ヒヨコ豆由来のビタミンK2の販売を開始/公知貿易

2012.10.23.Tue.00:52
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(株)公知貿易(大阪府大阪市)は、ノルウェー・ナット―ファーマ社(NP社)のビタミンK2(メナQセブン)の発売を開始する。同社がNP社の日本総代理店して展開。10月上旬の「食品開発展2012」(東京ビッグサイト)でお披露目する。

同原料は、ヒヨコマメ由来のMK-7(メナキノン-7)。ビタミンK2の中でも合成のメナキノン-4(MK-4)より、MK-7の方が体内での効果が高いといわれる。

「NP社は、オランダ・ユトレヒト大学とメナQセブンに関する研究を長期にわたって実施しており、骨粗鬆症や心筋梗塞については3年間にいたる臨床試験データの解析から着実な効果を確認しております」と同社担当者は説明する。

3年に及ぶ臨床試験では、例えば頚動脈の伸張性劣化については、メナQセブン摂取群でその改善が認められ、骨強度の保持についてもメナQセブン摂取群で骨強度の低下が抑制された。その他にもメナQセブン摂取により、背骨の屈曲の抑制、腰椎・大腿頸部の骨ミネラル含量の低下抑制などが確認されている。

ビタミンK2の骨粗鬆症予防効果については、以前行われた1年間の研究では「カルシウム+ビタミンDにMK-7を加えたものの有意差はない」、とされてきたが、3年に及ぶ長期臨床試験により、骨粗鬆症および心筋梗塞の予防効果が期待できることが分かった。

同社では、1,000ppmパウダー、2,000ppm粉末及びオイルタイプなどをラインナップ。主剤としてはもちろん、骨、筋肉、関節などロコモティブシンドローム系、すなわちグルコサミンコンドロイチンなど他原料と組み合わせての提案などで拡販を図る。



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